事業者紹介

従業員の皆さん
びょうぶ山桜の郷

曽爾村の荒れ地を特産品開発の場所に

びょうぶ山桜の郷
びょうぶ山桜の郷

びょうぶ山桜の郷は平成28年に発足した団体です。前身の「みのり会」からのノウハウを活かした味噌作りなども行っています。
前身の「みのり会」は当初8人程度でスタートして味噌の製造をメインに行っていました。こんにゃくの販売は年末やイベントの時などあくまでも少量の生産でした。だんだんと高齢化が進み、継続していくことが難しなった時期もあったんです。そんな時に村の事業のお話をいただき、びょうぶ山桜の郷として再スタートを切ることになったんです。

びょうぶ山桜の郷
びょうぶ山桜の郷

そこで特産品をこんにゃくとすることに決めました。こんにゃく芋はシカやイノシシに食い荒らされることが少なく、荒れた土地でも育てることができます。また、芋なので育てるのにそこまで手間をかける必要がありません。近所の荒れていた田畑にこんにゃく芋を育てることで特産品販売だけでなく、田畑の荒廃も防ぐことができているという思いも持っています。実はいまではこの長野地区だけでなく、他の地区でもこんにゃく芋を育てていただいています。
味噌についても「揉む」という作業に徹底的にこだわっています。麹と塩の配分は味の決め手になるものです。実はこの作り方は「みのり会」の伝統を受け継いでいるんですよ。
冬の季節の作業は大変な面もありますが、これからも細く長く皆さんに食べていただけるように皆でがんばっていきたいと思います。