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農産物加工所あゆみ会

「元祖6次産業」曽爾村のトマト活用

農産物加工所あゆみ会
農産物加工所あゆみ会

当時の村長から「村の特産品を作って欲しい」という依頼を受けたのが始まりでした。私たちが住む太良路という地区ではトマトの栽培がさかんでした。そのトマトを利用した特産品を作ろうと動き出したのが「あゆみ会」のスタートのきっかけです。それが昭和47年だったかと思います。そこからずっと作り続けています。今は主に6人で活動をしていますが、その内4人が当初からのメンバーです。なんだかんだ約50年活動を続けています。

農産物加工所あゆみ会
農産物加工所あゆみ会

何しろトマトの一大産地でした。各家庭でそのトマトを粕漬けにしたものが「香落漬」と呼んでいる商品です。大人気のお味噌「おかめさん」とともに昭和60年に加工場ができてそれを一元管理するようになりました。現在では間引きトマトを利用して製造をしています。地元のトマトを地元で加工し販売していますが、今でいうところの6次産業になっているんでしょうね。その時はそういう言葉はありませんでしたからね。
今までもこれからも、こだわりは「手作り」。昔から変わらない昔ながらの懐かしい味、それを皆さんにお届けしたいと思っています。